旭川、江丹別にある若者の郷グリーンパークにあるコテージはびっくりするほど設備が充実!住めるくらい快適なのに、値段が安すぎてびっくり!
暖房もあるので、子連れのキャンプや、秋・冬キャンプも快適
アウトドア嫌いなottoが「ここなら何回来てもいい!」と大喜びした、キャンプ初心者さんにもおススメな宿泊施設です。
急遽、旭川で会議が入ったmira。
午前中から会議なんて、何時に家出ればいいの〜と悩んでいたら
「前日から旭川行っちゃう?ついでにキャンプでもいいよ」とotto。
(゚Д゚;)
アンタの言うキャンプって、バンガローでしょ!
夏休みの真っ最中、そんな直前に取れるコテージやバンガローなんてあるわけないわ!
とぶつくさ言いながらも、超珍しいottoからのキャンプの提案!
これはなかなか無いチャンス!と検索するも、人気のキャンプ場はどこも満室。
やっぱりねー…と諦めかけたところ…
ありました!1箇所だけ!
でも予約は1週間前までって書いてます。
ダメ元で問い合わせると、問題なく予約できたので、急遽旭川でコテージ泊してきました!
▶▶▶2020年追記
私が利用した数年前は直前でも宿泊できたのですが、2020年に宿泊で問い合わせた方は「1週間前までの決まり」ということで、直前の予約を断られたそうです。
コロナ過の感染症対策も関係していたとは思いますが、以前より厳しくなっているのかもしれません。問い合わせの際の参考にしてください。
ゆうさん、貴重な情報ありがとうございました!
江丹別若者の郷ってどんなところ?
もともと、山村地域の若者の定住促進を目的として作られたようです。
平成6年にグリーンセンター、市民農園、ロッジなどが建設され、平成16年には江丹別中央農村公園が開設されました。
・若者センター…研修やそば打ち体験、団体宿泊
・地場産品試作センター…ジュース、みそ、ソーセージ、ベーコンなどの加工体験
・市民農園…市民の余暇活動の充実と自然との触れ合いを目的とした農園、大・小65区画。
・グリーンパーク…キャンプ場
・農村体験実習館…ロッジ ←今回はこちらを利用しました!
など、様々な施設が集まった市有施設です。
詳しい説明は江丹別のホームページ市有施設1 江丹別若者の郷をご参照ください。
もともと体験実習者向けの施設を一般にも貸し出しているので、キャンプ場のコテージやバンガローとは根本的に概念が違い、「キャンプ」ではなく「宿泊施設」って感じですよ。
実際に利用してみた、アレコレ。
本当は1週間前までに予約すると、注意事項や備え付けの設備などを書いたお手紙を送って下さるそうですが、今回は前日の予約なので、口頭で説明してくれました。
こちらがロッジに備え付けられている備品一覧です。
カレー皿、皮ひき、へら、おたま、なべ、炊飯器…
備品を見てるとカレーが作りたくなりますね
寝具を借りる場合は布団1組1200円(令和4年値段改定)
マット、敷布団、毛布、掛け布団と枕がセットになっています。
バーベキューをする場合、炉とテーブルと椅子があるので、網と炭は持参との事でした。
宿泊費は1棟5250円
▶▶▶4130円(令和2年値段改定)
キャンプ場利用料などはなく、何人で利用してもコテージ1棟の料金しかかかりませんなんて良心的!
10時から16時までは日帰り(デイキャンプ)利用で、1時間ごと310円。
▶▶▶220円(令和2年値段改定)
宿泊利用は16時から翌10時までです。
チェックインは16時からですが、前に日帰り客がいれば、掃除が済み次第。
前に利用者がいなければ、少し早くチェックインすることも出来るようですよ。
仕事の都合で出発が遅くなり、到着したのは19時。
まずこちらのグリーンセンターで受付して、部屋の鍵をもらいます。
もう日が落ちてきていたので、ottoは慌てて火おこし。
その間にmiraは荷物を運び入れるため、ロッジの中へ…
うおおおおお(゚Д゚;)
めっちゃキレイ!
食器棚には5人分の食器とカトラリー。
コンロはIHで、IH対応のナベやフライパンもあります。
洗剤、スポンジ、フキンもあるので、持っていくものは食材と調味料くらい?
※小さい画像はクリックすると大きくなります(*‘ω‘ *)
キャンプの準備って、地味に面倒ですよね
年に何度もキャンプに行くような家庭なら準備から楽しめるんでしょうけど、キャンプ素人の我が家では、何を持って行けばいいか毎回悩みます。
そして無駄に荷物が増える割に、現地であれ忘れた~ってなるんですよね(笑)
ここまで道具が揃っていれば、準備する手間が省けて出発前もラクチン!
食器はプラスチックなので外でも使えますが、コップ関係は全部ワレモノだったので、子供のコップは割れないものを持参した方が良さそうです。
スプーン・フォークは大小ありましたが、箸は大人のサイズだけなので、子供の箸やカトラリーも必要なら持ってきた方がいいですよ
今回は翌日が仕事なので、しっかり寝たかったのと、荷物を持っていくのが面倒だったので、布団を2組借りました
夏は暑いので、毛布と掛け布団は使いませんでした~
タオルケット持っていけば良かったかな。
寝室側から見た室内。
左のドアが玄関、右のドアがお風呂とトイレです。
電話は管理棟にだけつながり、外部にはかかりません。
脱衣所にスライド式の仕切りがあったので、誰かがお風呂に入ってる間トイレに行くのも安心。
グループや祖父母とキャンプ行くときに、役に立ちそうですね
左にトイレ、右がお風呂です。
お風呂に石鹸はありますが、シャンプー等はありませんでした。
お風呂に入る場合、バスタオル、身体洗うタオル、シャンプーは持参が必要です。
外の炉はこんな感じ。
テーブル?らしきコンクリートの石がありますが、小さいので、食材や食器類を置く場所に困りましたテーブル持ってる方は持参した方がいいですよ!
切り株風のイスもありますが、ちょっと高さがあります。
我が家の5歳児は座れましたが、それより小さな子供がいる場合は、キャンプ用の折りたたみイスがあれば快適だと思います
↑今回はジャガイモ館に宿泊しましたが、ジャガイモ館の前にだけ照明がありました。
隣のとうもろこし館に宿泊されてる方はバーベキューコーナーが真っ暗だったので、車のライトで照らして対応。
上のとんがらし館、ほうれん草館も真っ暗です。
ジャガイモ館以外を利用する場合、お外で食事するのに、ランタンなどの照明があると便利そうですね。
じゃあジャガイモ館が1番快適かというと、そうでもないです
虫が照明に寄ってくるので、バーベキューしてる間に羽アリや蛾などが飛来して、虫嫌いのmiraは気が気じゃありませんでした。
米にも茶にも虫が…!
今回はゆっくりする時間がないからって、面倒臭がってタープと、虫除けの蚊帳置いて来たこと後悔しましたよ
お子さん連れの方、虫刺されやハチなど気になる方!
山でめっちゃ虫がいるので、スクリーンテントがあると良いですよ!
こちらのタイプは傘のようにワンタッチで設営出来るので簡単!
夜集まってくる虫を気にせずのんびり出来ます
虫嫌いのmiraの必需品…
虫捕り中のottoと、息子。
余談ですが、アウトドア嫌いなottoは札幌の山育ち。
子供の頃はずーっと山の中で遊んでいたそうで、山は嫌だ、キャンプは嫌だと言いながら、私より自然生活スキルが高いです。
嬉々として息子と夜の森に遊びに行き、あっという間に2匹のクワガタを捕まえて来ました(゚o゚;;
木に汁塗ったりしなくても、電灯の下を見て歩けば、草むらや道路を普通に歩いてるそうですよ。マジかい!
明日の朝も虫探しに行く!と大喜びしていたotto。
本当に早朝、寝てる息子を置いて、1人で外に下見に行っていました。
昆虫採集は大人を子供に戻すんですね〜
昨日は暗くて見えなかった市民農園と、市営農場。とっても清々しい景色です。
あっ!何か黒い点々が動いてる!と思ったら、牛が放牧されていました
夏休み真っただ中ですが平日の宿泊だったため、宿泊は我が家含め2棟だけ。
貸し切り状態、とっても贅沢な気分です
ロッジの裏に、遊歩道もありました。
昨日の虫捕りで、この道を散策したそうで、上に行くとキャンプ場があるそうです。
男2人が再び朝の虫捕り&探検に行ってる間、miraは1人で朝ご飯の準備
初めてIH使いましたが、クセになるくらいラク〜
掃除もラクだし、ボタン操作だし、うちもIHにしたいわ〜
フライパンも鍋もレンジもあるので、フツーーに料理出来ました。
炊飯器もあるけど、ご飯はレンチンがラクですね♡
もうね…快適過ぎるわー!と、くつろぎまくりました。
何も不自由がなかった。
「こーいうの。俺が求めてたのはこーいうのよ。」
と、ottoも大満足してくれたようで良かったです笑
もうここまで整った設備だと、キャンプって言っていいのか疑問ですが(笑)
例えば子供が小さかったり、祖父母と一緒だったり、そういう時にはこれぐらい設備が整ってる方が安心ですよね。
寒くなれば暖房もあるし、お風呂もトイレも室内にあるので、快適です。
今年は赤ちゃんがいるし、家族でキャンプは難しいかなと思ったら、江丹別のグリーンパークおススメですよ。
市内のホテルに泊まるより安いから、来年以降旭川で仕事の時は、ここに連泊してもいいかなと思っちゃいました。
持参が必要なもの(施設に無いもの)
- バスタオル (バスマット、ふきんはありました)
- シャンプー、トリートメント
- ティッシュ(トイレットペーパーはあり)
- 網、炭、チャッカマン、火箸
- 外用テーブル
- ランタン、懐中電灯など、外で使用する照明
- 食材
- 調味料(油、醤油、塩など)
- 子ども用カトラリー、コップ
- 地方分別ごみ袋
- 食器(コロナにより貸し出し中止のため)
ゴミ袋は、ゴミ箱にセットされている他に予備も1枚ありました。
でもグリーンパークは、ゴミは完全持ち帰りなので、それなら最初から分別して持ち帰ったほうが帰ってから楽ですよ~。
ナビが途中で終了するので注意
江丹別若者の郷は総合施設なので、カーナビで『若者の郷』を入れて出発すると、ふもとの若者センター周辺でナビが終了する場合があります(笑)
えーーー!
こんなところで終わらないでー!と一瞬途方に暮れましたよ(笑)
ナビにもよると思いますが、緑の矢印(72号線)に沿って走ってきて、赤い星の所で終了されたら、そのまま山に向かって直進して下さい。
峠越えか!と思う程の急な坂道を1kmほど進んだら、受付のグリーンセンターにたどり着きますよ。
↑このオレンジの矢印は何かというと…
帰り、グリーンパークから旭川の市内に向けてナビを入れると、来たときと逆方向にルートが表示されました。
なんだ?と思ってナビ通り走ると、びっくりするくらい早く72号線に出れました!
どどど、どういうこと?
現在地と書いてある所が、看板の設置位置です。
グリーンパークをぐるっと囲むように走る小道のようで、この地図だけ見ると緑のルートの方が近そうですが、ロッジに行くならオレンジのルートの方が近いですよ!
ちょっと分かりづらいですが、この看板見つけたら思い切って左折したほうが、紫の星の所に出るので迷わないかもしれません。
グリーンパーク詳細・まとめ
住所
北海道旭川市江丹別町中央
受付(グリーンセンター)に合わせてナビを設定しています。
その他のオプションをクリックすれば現在地からの経路や時間を調べられます。
そのままナビすれば、途中でナビ終了することなくキャンプ場まで行けますよ!(笑)
問い合わせ・申し込み
8:45~17:15
予約日より3か月前から1週間前まで予約可。土日祝も受付可能
ロッジ使用期間
4月1日~11月30日まで
使用料金・利用時間
ほうれん草館(12人用)
・日帰り 10時~16時…840円 ▶▶▶350円!! (1時間ごと)
・宿泊 16時~翌10時…12600円▶▶▶6440円!!
とんがらし・じゃがいも・たまねぎ館(5人用)
・日帰り 10時~16時…310円▶▶▶220円!!(1時間ごと)
・宿泊 16時~翌10時…5250円▶▶▶4130円!!
人数ごとのキャンプ場利用料は無し。ロッジ使用料のみ。
1人で泊まっても5人で泊まっても、かかる料金は同じです。
※寝具を借りる場合は、布団1組890円▶▶▶1200円が別途かかります。
※11月と4月は、暖房料(5人ロッジは2060円、12人ロッジは3220円)が加算されます。
ロッジ使用の注意・お願い
- 部屋の中での焼肉禁止
- ゴミは持ち帰り
- 建物周辺での焚火禁止
花火は他の宿泊者に迷惑にならないように気を付ければ、OKでした。
安く泊めていただいた感謝を込めて、来たときよりも綺麗にして帰りましょう
子連れチェックポイント
- 手ぶらで行ける、十分すぎる設備が嬉しい!
- 綺麗な室内と、ハイハイしても安心のフローリング
- 寒暖差のある旭川でも快適!扇風機、暖房あり
- 電子レンジ、電気ポットで調乳・離乳食も楽ちん
- テレビがあるので朝番組やアニメなど、いつもと変わらないリズムで過ごせる。
- 小さめのスプーン、フォークあり。子供用の箸が必要なら持参。
- コップは陶器とガラスのみ。心配なら子供用のプラスチックコップを持参。
- アスレチックなどの遊具はないので、ボールやバトミントン、シャボン玉など、遊び道具を持っていくと退屈しない。
- 外の階段が急なので、小さい子どもだけで階段を下りないように気を付ける。
公式ホームぺージ
長々と読んでいただきありがとうございました
▼コテージ・バンバローに泊まれるキャンプ場をお探しでしたらこちらもどうぞ。
過去に子どもと行ったキャンプ場をまとめています。
バンガローやコテージを中心に探してる家族にぴったりの本を最近発見!
▼この本、各キャンプ場のバンガローを中心に価格や内装を写真付きで紹介してくれています!
近くの温泉情報や、釣りや遊具・水遊びなどのアクティビティ、ペットの同伴が可能かも載っているので、すっごい探しやすくて読んでるだけでウキウキ!
興味があれば探してみてください~!