息子3歳、初めてのキャンプデビューでこちらにお世話になりました。
満点の星空に、美味しいジンギスカン、うさぎや羊とのふれあい、焚火、自然。動物好きのお子さんなら喜ぶこと間違いなし(^^)トイレも水場もキレイで、ファミリーにとってもおススメのキャンプ場ですよ。
2022年(令和4年)のキャンプ場営業期間
4月29日~10月2日
◎電話予約・ネット予約可能
↑公式ホームページから、バンガローやキャンプサイトの空き状況が確認できるようになりました!
星に手の届く丘キャンプ場は、毎年4月末から営業を開始するのですが、オーナーさんの人柄と、富良野の星空に魅了された常連キャンパーさんが非常に多い、人気のキャンプ場です。
夏休みなどのハイシーズンは予約開始日から申し込み殺到!
すぐ予約いっぱいになってしまい争奪戦ですが、少し時期を外して9月に行ったら予約もスムーズにとれて、ゆっくりできましたよ。
到着したらまず管理棟で受付をして、料金を払います。
こちらのキャンプ場は、サイト料+利用料(×人数分)で料金を計算します。
サイト料
- オートサイト 1000円
- 2人用バンガロー 5000円
- 4人用バンガロー 5500円~8000円
利用料
- 大人(中学生以上)800円 850円
- 小人(小学生以下)400円 450円
今回は2人用バンガローに大人2人、小人1人だったので、7000円のお支払い。
加えて暖房使用料を500円払えば、バンガロー備え付けのストーブを使うことが出来ます。
(※2021年に確認した所、私が行った頃と価格が変更されていました。気付いた所は訂正しましたが、情報が古い場合がありますので、詳しい情報は星に手のとどく丘キャンプ場 公式ホームページで確認してくださいね。
星に手の届く丘キャンプ場のバンガローには、灯油ストーブがあるんですよ!
秋キャンプの一番の課題は、朝方の冷え込み…。
9月は日中はまだ暖かいのでつい油断しちゃいますが、夕方から朝方は気温が一桁になる事も!
特に小さい子供はすぐ布団蹴飛ばすので、ストーブがあるのは本当に助かります。
微妙な季節は、使わなければ返金もしてくれるそうなので、心配なら最初から借りちゃったほうが良いですよ~
予約時に幼児がいることを伝えていたら、オーナーさんが気を利かせて、こちらのバンガローを取っていてくれました。
右奥の建物が管理棟、バンガロー後ろの赤い屋根が水場、その奥の白い扉が付いたロッジが水洗トイレ。
トイレが近いのが、トイトレ中の息子に助かりました!
ありがたかったです~
ここのキャンプ場を選んだ理由はベッドがあること!
まだ寝袋持ってなかったので、寝具があるのは嬉しいですね~。
息子が落ちないように、ベット2台をくっつけて模様替えしました。簡易ベットなので簡単に動かせましたよ。
シーツや布団を汚したら大変だから気を付けてね、とオーナーさんからも言われたので、念のため夜は紙パンツをはかせて寝ました。
寝具を汚してしまった場合は布団1枚4000円のクリーニング代がかかります。
おねしょが心配な子は防水シーツなど持参したら安心ですよ
ストーブは入り口にあります。
土足厳禁で、絨毯がひいてあるので、靴を脱いで子供ものびのび動き回れるのが嬉しいですね
星を見るキャンプ場なので、部屋の明かりが邪魔にならないように、ロッジの中の照明は壁に付いたスポットライト1つだけです。
暗すぎる!ということは無かったですが、ランタンや懐中電灯など、補助的な照明器具があると便利でしたよー。
管理棟の隣の小屋に、ウサギがいます。
ここのウサギ小屋は、外から見るだけではなく、小屋の中に入って触ったりエサをあげたりできるんです。
枕木より奥は、うさぎがトンネルを掘って家を作っているので、入ってはいけません。
抱っこから逃げて骨折してしまったウサギがいるそうで、抱っこも禁止です。
優しく撫でるだけで我慢だよ~
エサは小屋の隣で、1袋100円で売っています。
ウサギ小屋の後ろには羊もいました。
お腹が空いてたのか食いつきが凄くて、羊のパワーに息子が圧倒されてしまい、ottoが代わりにエサやり。
ナベに入れてエサをあげると、手も汚れず子供も安全に触れ合えました
キャンプ場の敷地内にジンギスカンのお店がありますが、ここの羊は提供されないので安心して下さい(こら!)
キャンプ場に併設されている富良野ジンギスカン『ひつじの丘』は、ミシュランにも掲載された有名なお店。ジンギスカンだけ食べに訪れるお客さんも多いんだとか。
ひつじの丘のレストラン営業は11時~17時までなので、キャンプ場利用客は17時以降こちらで夕食を食べることが出来ます
※キャンプ初心者の我が家はコンロを持っていなかったのでこちらで食事しましたが、バーベキューセットを持ってる方は肉だけ買って、自分のサイトでほかの食材と一緒に楽しむことも出来ますよ~。ジンギスカン鍋もレンタルで借りられます。
ジンギスカンは プレミアム、ひつじの丘、白ひつじの3種類。
値段の順に、Aランク、Bランク、Cランクとなっているようで、まずは全種類1皿ずつ頼んで食べ比べ。
Aランクのプレミアムは、さすが!という肉の柔らかさ!
臭みもなくて、ジンギスカン=臭いってイメージを払拭してくれます。
ジンギスカン食べ慣れてない方にはこれオススメですね~
Bランクのひつじの丘は、脂身が少ない分、厚みと歯ごたえがあって、食べごたえがあるかな
そしてCランクの白ひつじ…
あれ?あれれ?
食べながら無言になる、miraとotto。
otto「これが一番うまいな…」
mira「うん…安上がりな夫婦だね…」
羊の臭みもあって、脂も甘くて、美味しいジンギスカンです。
ジンギスカン食べ慣れた道民には、この羊臭さも味わい深いんですよね~
結論。Cランクでも十分美味しい!(むしろ好き)
子ども用のベビーチェアと、プラスチックのコップ、食器、カトラリーもあったので、子連れで食事も安心です。
ただ、タレが我が家の3歳児にはちょっと辛かったみたい…
少し絡めて、味つけ程度で十分です。
天気が良ければ夕日を眺めながら、テラスで食事できますよ
ただ、9月は夕方から冷え込んでくるので、食事中ずっと風が冷たかったです~
我が家も上着は持って行きましたが、全然薄かった。周りのキャンパーさん達はみんなダウンベスト着てました。
秋キャンプは防寒対策大事ですよ~
そして…『ひつじの丘』で食事した人限定!
公式ホームページ(ジンギスカンのメニューページ)にあるクーポン画面を提示すると、220円のしぼりたて牧場牛乳が無料でもらえます
確認すると人数分いいですよ~とのことで、ottoが「じゃあ3杯下さい」と注文。
息子に1杯、私の所に2杯…
otto「俺牛乳飲むとお腹グルグルするんだった」
(;゚Д゚) {じゃあ最初から頼むな―!!!
息子も1口飲んで、ウサギの所に行きたいと席を離れてしまい、結局一人で3杯の牛乳を飲みました
1杯で良かっただろうよ…
陽も落ちて、夕暮れの中、向かいの畑ではトラクターが農作業をしています。
雄大な自然を眺めながら食事って、なんて気持ちが良いんでしょうね。
赤とんぼの群れも、久しぶりに見ました。
陽が沈んだら念願の、息子初めての花火タイム。
我が家の町内会では、家の前の道路で花火禁止、公園でも花火禁止なんですよ。
(なのに、町内会の夏祭りでお土産に花火が配られる。「公園でやらないでね~おじいちゃんの家とかキャンプとかでやるんだよ~」と言いながら渡されて、親も子供達も、首をかしげる。矛盾)
真剣な話、今の子ってどこで花火してるんでしょうね?
自分の家に庭があればいいけど、賃貸アパートだと花火も気軽にできない時代なんですかね~
キャンプ場では、花火は21時まで炉の周辺で遊ぶことが出来ます。
草を焼かないように気を付けてください。
21時を過ぎたら、みんなで意識し合って、静かな夜を過ごしましょう。
子どもが騒いでいたら、静かにするように教えてあげてくださいね。
(引用・出典 富良野 星に手のとどく丘キャンプ場 公式ホームページ )
雲がなくて晴れていれば、こんなに綺麗な星空が見れますよ!
もうぐるっと星に囲まれて、星が近くて、圧倒されます。
私のへっぽこカメラでも一応、星空撮影を試しましたが真っ暗でした…(笑)
オーナーさんが撮影したような、こんな星空が撮れるカメラ欲しい~
望遠鏡や星座早見表とかあれば、もっと楽しいんでしょうね~
ottoは星に興味がなく「さむい!」とすぐにロッジに入ってしまったので、息子と2人で星空を観察。
息子も白い息を吐きながら「きらきら星」を歌って、楽しんでいました。
星空観察するときに、月が邪魔って感じたことあります?
街中にいると街灯や建物の灯りの方がまぶしくて、月のせいで星が見えないなんて感じる事ないですよね?
この時は月が上る時間が遅く、キャンプ場内は電灯も無いので真っ暗で、とても綺麗に星が見えていたんです!
でも夜中トイレに行ったときは月が真上に昇っていて、星がよく見えなくなっていました。
月明りで星が見えなくなる経験も初めてでしたが、さっきまで灯りがなくて真っ暗だったキャンプ場が月に照らされて、明るく見えたのにもびっくり。
月明りがこんなに眩しいと感じたのは、本当に初めてでした
朝、ガサゴソ音がするので窓の外を見てみたら、羊が散歩中!
寝てる息子に声をかけて、一緒に羊のそばへ行ってみます。
草を食べるのに夢中なので、近寄っても、そっと撫でても、無反応。
せっかくだから羊とも触れ合ってほしかったんですが、息子は羊よりウサギの方が気になるようで、早朝から再びウサギ小屋へ…
昨日の夕方はお腹いっぱいだったのか、控えめだったウサギたち。
朝になってお腹空いたのか、エサを持った息子のまわりに大集合!
でかいウサギに囲まれて、戸惑い気味…(笑)
私たちが訪れたときはウサギの赤ちゃんもいっぱい産まれていて、とっても可愛く癒されました~。
時間があれば常にウサギ小屋に入り浸っていた息子。
動物が好きなお子さんは、このウサギと羊だけで、滞在中ずっと退屈しないと思いますよ
設備もキレイで、レンタルも充実しているので、キャンプ道具一切ない初心者ファミリーのキャンプデビューにもオススメです。お世話になりました
星に手のとどく丘キャンプ場 詳細・まとめ
住所
北海道空知郡中富良野町字中富良野ベベルイ
問い合わせ
090-1302-1422(通年)
公式ホームページにお問合せフォームも有
営業期間・時間
キャンプ場開設期間
令和4年▶▶▶ 4月29日~10月2日
チェックイン 13:00~17:00(17時を過ぎる場合は要連絡)
チェックアウト 10:00
利用料金
〇利用料
- 大人(中学生以上)850円
- 小人(小学生以下)450円
- 犬 200円
〇サイト料
- オートサイト 1000円
- 2人用バンガロー 5000円
- 4人用バンガロー 5500~8000円
- キャンピングカーサイト 1500円(+500円で電源付き)
〇暖房費
バンガローのストーブ利用 1泊500円
禁止事項
- 大声、宴会、夜遅くまでの会話
- キャンプファイヤー
- ロケット、音の出る花火
- 発電機の使用
- 車のエンジンかけっぱなし
- 眩しい電気照明
その他にも注意事項やキャンプ場からのお願いがあります。
訪れる前に公式ホームページを参照してください。
子連れチェックポイント
- 動物とのふれあい、えさやり
- キャンプ初心者でも安心。充実した設備(レンタル、食堂、寝具)
- 食堂に子どもイス、カトラリーあり。
- 手拭き、エプロン必要なら持参がオススメ
- ロッジにストーブあり!(あって本当によかった)
- 水洗トイレ(虫もいない!)
- 綺麗な水場
- チェックアウトものんびり
- 星空観察、虫取りなど自然体験
- 9月は本当に朝晩が寒いので、長袖、ジャンバー、忘れないでください!
公式ホームページ
Facebookもありますよ。
富良野には子供の大好きな、アンパンマンショップがあります~
アンパンマン好きな子でしたら、ぜひ立ち寄ることをおススメします。
我が家は1日目富良野マルシェ→アンパンマン→キャンプ場のコースで移動しました。
その時のコースレポートがこちら。
2日目、キャンプ場を出た後は、チーズ工房→朝日ヶ丘公園→富良野トレッキングサポート遊馬→ニングルテラスと、富良野観光をしました。
iko-yo.net2日目のコース紹介はこちらでしています。
お時間があれば、子連れ富良野観光の参考にして下さい
▼コテージ・バンバローに泊まれるキャンプ場をお探しでしたらこちらもどうぞ。
過去に子どもと行ったキャンプ場をまとめています。
バンガローやコテージを中心に探してる家族にぴったりの本を最近発見!
▼この本、各キャンプ場のバンガローを中心に価格や内装を写真付きで紹介してくれています!
近くの温泉情報や、釣りや遊具・水遊びなどのアクティビティ、ペットの同伴が可能かも載っているので、すっごい探しやすくて読んでるだけでウキウキ!
興味があれば探してみてください~!
天気に恵まれて、お子さんと楽しいキャンプになりますように。
最後まで読んでいただきありがとうございました