整った設備と、手頃な料金、札幌からのアクセスの良さで人気の定山渓自然の村。
空きがあれば当日の午前中でも予約可能で、雨の日も雪の日も楽しめるのが魅力のキャンプ場です。
土日や夏休みは予約がびっしりですが、平日は意外と空いていて狙い目ですよ!
定山渓自然の村は冬も閉まることなく通年利用できるキャンプ場です。
2022年(令和4年)キャンプ場利用期間
1月4日~12月28日
※毎月、月中ごろに施設点検・整備のため1日程度の臨時休業日があります。
↑行きたい日が空いてるかどうかはここからチェック!利用したい日の2か月前から予約出来ますよ!
子育てしてると、mama同士で飲む機会って無くないですか?
飲みながら話したい事たくさんあるのに、飲んだら運転できないし、誰かに子供見てもらわないと出かけられないし
夜飲むなら、お泊まり会するか、キャンプしかないね!と盛り上がり、今年のキャンプは、息子さんのお友達とmama友と一緒に行くことに!
mama友は翌日も仕事ということで、仕事に間に合う距離を考えて、定山渓自然の村に決定☆
『駐車場からキャンプ場まで700m、リアカーを引いて歩く』
というのは、定山渓自然の村を利用する際の有名なルールですが、ottoにその件を伝えると案の定ブーイング
行く前から(ottoだけ)テンションダダ下がりでしたが、予約の電話を入れると「平日で混雑してないので、管理センターの横まで乗ってきて良いですよ」と言われました。
mira「いいい、いいんですかー⁉」
管理「え?え、ええ…」
そんな日もあるんですね~!
めっちゃありがたい!ラッキー!
この道…歩いて荷物を運ぶとなると、めっちゃ大変そうですよ
平日のシーズンオフ (/・ω・)/ バンザイ!
施設の利用詳細とコテージの様子
着いたらまず、管理センターで受け付け。
宿泊のチェックインは13時からOK(日帰りは9時~17時まで)
定山渓自然の村は、キャンプ場使用料はかかりません。
5人用コテージは1室4,700円(日帰り1,600円)です。※2018年9月時点
コテージの中にストーブもあり、使っても暖房代はかかりません。
受付中、管理センターの中を見渡すと、レンタル用品がズラリ。
憧れのイワタニのカセットコンロ、マーベラスがあるー
オイルランタンや焚き火台、ダッチオーブンや燻製スモーカーなどもあって、見てるだけでウキウキ!
気になってるギアがあれば、ここで使用感を確かめるのも良さそうですねー
受付の後ろには絵本も置いてました。
(借りて部屋で読んでも大丈夫なので、寝る前の絵本の読み聞かせに、夜利用しました)
定山渓はクマの生息域です。
安全のために電気柵が、キャンプ場内をぐるりと囲っているのですが…
………近くね?
結構ギリギリまでクマ来るな⁉(笑)
もっと山の奥の方に設置されてると思ったので、電気柵との距離にびっくり(笑)
立ち入り禁止の柵を超えて、子供が間違って触らないように気をつけて下さいね。
綺麗で格安のコテージ
定山渓自然の村のバンガローは5人用のロッジが2棟くっついています。
1棟につき5人定員で、1人でもオーバーする場合は、例え幼児でも、日帰りでも、2棟借りなければいけません。
通路にはみ出なければ、バンガロー前の芝生にテントやタープを建てても良いみたいですよ(テントでの宿泊は出来ません)
真ん中の食事スペースは共同なので、他の家庭とお向かいになったときは譲り合って利用することになってます。
お友達や親戚を誘って2棟借りると、楽しそうですね
玄関から入ってすぐに流しとトイレ。
中はログハウスでとってもいい雰囲気です
「ここが今日のおうち⁉」「ここで寝るの?」と、子供たちもテンション上がりまくり


夜のトイレが外だと子供達も大変なので、バンガロー内にあると助かりますよね。
あとは2段ベッドにロフト!
息子さんたち、上ったり下りたり、これだけでとても楽しそう。



※小さな画像はタップすると拡大出来ます('ω')ノ
冷蔵庫、流し、座布団、暖房、掃除道具が完備されています。
マットは定員分5枚あり、毛布は管理センターに行けば人数分貸してもらえます。
あとびっくりしたのが、コンセント穴はありますが、冷蔵庫とストーブ以外のコンセントに電気来ていません。
定山渓自然の村は、電化製品の使用は不可(利用禁止)です。


真ん中のテーブルはこんな感じ。
前後両方にカーテンがあるので、雨が降っても雪が降っても大丈夫。
夜は虫の侵入も防げます。(上が開いてるので完璧ではありませんが、無いよりマシ)
動物に荒らされないように、ゴミや残飯は緑の箱に入れてくださいね。
mama達が荷物を運んでバタバタしてる間、ottoと息子さん達は遊びタイム。
大人が準備してるとき、お友達がいてくれると助かりますね~
子供たちはottoに任せて、mama達は昼間っから缶酎ハイで乾杯ー!
きゃ~、めっちゃ嬉しい!
昼から飲めるなんて何年ぶりだろ、贅沢~
充実したアスレチック遊具
定山渓自然の村には遊具もあるので、子供たちも退屈しませんよ。
シラカバ林の中にあって、木漏れ日が気持ちよく、夏も涼しそうです。
※その分、蚊など虫が多いので、虫よけ対策が必要です。
ちょっと難易度の高い遊具から、幼児も遊べるレベルの遊具もあります。
木と木の間にスラックライン(綱渡りのように、1本の紐の上をバランスをとって歩く遊具)も付いてて、私もチャレンジしましたが、1歩も踏み出せませんでした




大きな黒板ステージもありましたよ。
敷地内には小さな小川も流れていました。夏は水遊びも出来ます。
バッタやトンボ、クワガタなど、昆虫採集も楽しいですよ〜。
虫を獲ってるのか、アミを振り回して遊んでるのか分からない息子さんたちは、残念ながら収穫ゼロでしたが(^^;)
近くのテントに泊まっていたお兄ちゃんは、大きなバッタやトンボなどカゴいっぱい捕まえていましたよ。
平日もOKの体験・制作プログラム
余談ですが、定山渓自然の村は私の周りでは、ワーキングママにも人気があるのです。
というのも、「せっかく取った休みが雨…でもどこかに連れていきたい」という時、ここなら空いていれば当日予約OK。
デイキャンプで17時まで借りて、屋根付きのテーブルスペースでお昼を食べたり、バンガローの中で遊んだり、平日の体験プログラムをして過ごした、というお話を聞きました。
施設内中央にある、ふれあいハウスの中では小枝や木の実などを使って、工作を作ることができます。(1作品/500円)


広い多目的ホールもあって、こちらにも絵本がありました。
鍵は掛かっていなかったので、レクなどで利用者がいなければ、自由に遊べそうです。
他にも、村内のあちこちに設置された質問に答えて景品をGETできる、わくわくラリー(無料)、ドラム缶にお湯を沸かして入れるドラム缶風呂体験(1日6組限定/1000円)など、平日でも子供が楽しめる、いろんな体験がありますよ。
日帰り利用なら1600円でコテージを借りて、家族でゆっくり遊べるので、コスパもいいですね
火の取り扱いに注意。直火・花火禁止
事前にあちこちのブログを見ていると、テーブルの真ん中が鉄板ぽくなっているコテージもあるようなのですが…
私が宿泊したカッコウは、木のテーブルでした。
足つきでないバーベキューコンロや、焚き火台は、テーブルが焦げてしまうので置かないほうがいいですよ。
我が家はカセットタイプの焼肉を焼くコンロと、もう一つ…
前々から使い勝手が気になっていた、インスタントバーベキューコンロを使用してみました。
着火剤不要、炭、網、足もセットになった、使い捨てのバーベキューコンロ。
中には紙に包まれた、丸くてかわいい炭。
この包み紙に着火すると、徐々に燃え広がっていきます。


レビューでは当たりはずれもあるようですが、我が家は問題なく着火。
炭起こしと同じ要領で弱く→強くうちわで扇ぐと、結構いい火力
ジャガイモのホイル焼き、トウモロコシの丸焼き、アスパラの豚肉巻き、どれも美味しく焼きあがりました~♡うま!
食後もジリジリと弱く、長く燃焼して、暖をとったりおつまみを軽く温めたりしながらまったり。
最後は真っ白な灰になるので、燃え残りもなく片付けも楽でした
ベランダや海などでの簡単なバーベキューに持って来いですねリピ決定!
あと、定山渓自然の村は国立公園のため火の取り扱いに制限があり
残念ながら花火禁止です。
それでもせっかくのキャンプ…
お友達と暗くなってから花火する機会なんて、こういう時じゃないと出来ないし…
食い下がって、キャンプ場周辺で花火出来そうな場所を聞きましたが
なんとダムから温泉街から、定山渓一帯が国立公園のため、キャンプ場どころか周辺でするのも難しいそうですよ
直火も禁止ですが、焚き火は管理センターで薪を買った場合のみOKだそうです
焚き火台は持参してもいいですし、無ければレンタルもしています。
定山渓温泉 割引&シャワー室
自然の村に宿泊した人は、近隣の定山渓温泉の割引券がもらえるそうです。
割引券のある温泉
定山渓温泉、全部じゃないのが残念ですが(笑)
- 豊平峡温泉(1000円→900円)※子供割引なし500円
- 定山渓ホテル(大 880円→500円・小 500円→250円)
- ホテル鹿の湯(大 820円→510円・小 410円→210円)
- 渓流荘 (大 710円→510円・小410円→310円)
- 章月グランドホテル(大 1500→750円)※子供割引なし750円
- 定山渓ビューホテル(大1600→1300円・小1000→700円)
※2018年9月調べ
定山渓ビューホテルは、プールの日帰り利用料金も込みです。
土日は15時までしか受付してないので(利用は16時まで)注意!
どこに行く~?と相談しながら、一番近い、豊平峡温泉に決めました。
ottoは過去に行ったことがあるらしく、古いよ~!と微妙な顔をしていましたが、行ってみてびっくり!
ゴールデンウィークに改装が終わったばかりで、館内がとっても綺麗になっていました
私は初めて訪れたので違いが分かりませんが、私達の前にいたグループも「うぉ⁉︎なんか綺麗になってる!」とびっくりしていました(笑)
露天風呂がとっても広くて素敵でしたよ♡
自然の村 シャワー室
今回は管理センターまで車が入れられたので苦になりませんでしたが、離れた駐車場に止めた場合、8分ほど山道歩いて車出すの面倒ですよね
ふれあいハウスにシャワー室があり、10分100円で利用出来ます。
(朝6時〜10時・午後13時〜22時の間)
中もとっても綺麗でしたよ(°▽°)
シャワーも6室あるので、順番を待つことも少なそうです。



備え付けのタオル、シャンプー類は無いので、持参が必要です。
忘れた場合はセンターハウスで500円で売ってますよ。
ベット・ロフトの広さ 検証
温泉から帰ってきたら、すっかり暗くなっていました。
照明も少ないので、キャンプ場は真っ暗です。
ママたちは飲みたくてウズウズしながら、子供たちを寝かしつける準備。
2階のロフトはシングルのインフレータブルマット(200×65)を3枚並べて置けるくらいの広さがあります。
ちなみに我が家ではベアーズロックのインフレータブルマットを利用しています。
カラバリ豊富で、同じ厚さ同士ならスナップボタンで連結できるので便利♡
私と息子は3センチですが、腰痛持ちの旦那だけ5センチ厚です。
1階の2段ベッドは、備え付けのマットを2枚並べると、ぴったり!
手前に置いてるのはシングルのマット(幅65cm)なので、備え付けのマットはちょっと細身かも?
気になるマットの厚さは1センチあるかな~?程度。
寝れないことはありませんが、枚数に余裕があるなら、贅沢に2枚重ねすると底冷えせずいい感じ!
※コロナ対策でマット・毛布は現在貸し出し中止
子供2人でちょうどいい幅♡
息子さんたち、一緒に寝る!と大騒ぎしていましたが、電気を消すと寂しくなったのか、「やっぱりママと寝る…」と言い出し、息子はロフトへ。
お友達は、結局この幅にママと子供でぴったりくっついて寝ていました
寝かしつけた後はお楽しみ、大人だけで飲んで語る予定でしたが、電気消して、寝かしつけしてると、もう駄目ですね…(笑)
温泉でポカポカして、全員気持ちよーく寝てしまい、目が覚めたら夜中でガッカリでした~
定山渓自然の村 詳細・まとめ
住所・問い合わせ・ナビ
住所 北海道札幌市定山渓
TEL011-598-3100(予約もこちら)
↑ クリックすると、現在地から自然の村までの距離が出ます。
今すぐ行きたい場合は、このままGoogleマップでナビできますよ。
料金・利用時間
【利用料金】
- コテージ(1室/5名)…宿泊 4700円・日帰り1600円
- テントハウス(1室7名)…宿泊3900円・日帰り1300円
- テントサイト(5名まで)…500円・日帰り170円
- テント特別サイト(10名まで)…宿泊1000円・日帰り340円
【利用時間】
宿泊…13時~翌12時まで
(※チェックアウト手続きは11時半まで)
日帰り…9時~17時まで
【受付・施錠時間】
受付…利用時間~17時まで
(17時より遅くなる場合は連絡!事前連絡した場合のみ、20時までOK)
施錠時間…21時~翌6時まで
(その間の出入りは出来ません。お風呂で外出する場合は注意)
禁止・注意事項
- 電化製品、楽器、発電機の持ち込み・使用はできません。
- 室内での火気使用、喫煙禁止
- 花火は出来ません。
- ゴミは全て持ち帰りです。
子連れチェックポイント
- ふれあいセンターにおむつ替えスペースあり
- コテージ内にトイレがあり、夜のトイレも安心
- 村内に遊べる遊具、体験、自然が多く、退屈しない
- 掃除が行き届いていて、乳児・幼児も安心
- レンタル用品が多く、手軽に行ける
- 村内にシャワー室完備。汚れても安心
- 札幌に近く、何かあってもすぐ帰れる
行った感想・まとめ
駐車場からキャンプ場まで700mの道のりがずーっと気になって、避けてきましたが、夏でも例外の日があると知ってびっくり!
駐車場から歩くのが嫌な人は、雨の日や平日など、空いている日が狙い目ですね。
ママ友は翌朝仕事だったので、7時半にキャンプ場を出て一度帰宅後、保育園に送迎して出勤したそうです。
そんな遊び方ができるのも、市街地に近い定山渓自然の村ならでは♡忙しいパパママにもおすすめのキャンプ場でした。
気になるところは虫の多さ。
綺麗なコテージですが、どっから入ってくるのか、ザトウムシ(脚長クモ似)は滞在中3匹、カマドウマ1匹、蛾1匹、クモ2匹退治しました。
外の虫の多さは仕方ないですけどね苦手な方はご注意を~
ちなみにmiraは、飛んでくる虫は苦手ですが、地を這う虫は結構平気です(笑)
あとは山の中なので、キャンプ場内、周辺かなり電波弱いです。
コテージの中では、ワイモバイルはずっと圏外でした。
電波を探しながらウロウロしてたら、管理センター前だけ電波ビンビンだったので、外と連絡を取るときは管理センター前に行くと良いですよ
最後まで読んでいただきありがとうございました
▼コテージ・バンバローに泊まれるキャンプ場をお探しでしたらこちらもどうぞ。
過去に子どもと行ったキャンプ場をまとめています。
バンガローやコテージを中心に探してる家族にぴったりの本を最近発見!
▼この本、各キャンプ場のバンガローを中心に価格や内装を写真付きで紹介してくれています!
近くの温泉情報や、釣りや遊具・水遊びなどのアクティビティ、ペットの同伴が可能かも載っているので、すっごい探しやすくて読んでるだけでウキウキ!
興味があれば探してみてください~!
お天気に恵まれて、楽しいキャンプになりますように
ではまた!